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ヴェヴェールとジョルジュフーケ

アールヌーヴォージュエリー作家性・職人気質の強いジュエリーです。
アールヌーヴォーを代表する宝飾家にヴェヴェールジョルジュ・フーケルネラリックが挙げられます。
ヴェヴェールはアルザス地方のメッツにオープンしたジュエラーで、フランスが普仏戦争でアルザスロレーヌ地方を失った1871年にパリに移転。
アールヌーーボースタイルの旗手として大活躍します。
ジョルジュフーケはアルフォンス・ミュシャとのコラバで日本でも有名なアールヌーヴォーのジュエラーですね。
ルネラリックは香水瓶のイメージが強いですが、アールヌーヴォー期に既に著名なジュエラーとして大成していました。
後年、そのガラス作品においてアールデコに転身。
更なる名誉と成功を手にするのです。

元情報はヴェヴェールとジョルジュフーケ

アールヌーヴォーのダイヤモンドチョーカー


アンティークアールヌーヴォーのダイヤモンドチョーカー
【2008/07/30 23:32】 | アンティークジュエリー、アンティークアクセサリー | トラックバック(0) | コメント(0)
宝飾関係のフランス語

このブラシ&コームのオリジナルケースに記されているOrfeverieという文字は、宝飾店という意味のフランス語です。
その語源はOrfevre(金銀細工師)にあります。
Orfeverie以外にも宝飾品を表すフランス語としては、Bijouterieという言葉があります。
今日BijouterieとOrfeverieの指す意味はほとんど変わらなくなっていますが、もともとOrfeverieのほうが貴金属の細工という意味合いが強い言葉になります。
BijoutierはもちろんBiouxを語源としています。
Bijoux(単数形はbijouですが複数形で用いられることが多いです)は最近日本でもすっかり定着してきたビジュー
日本語のアクセサリーに相当する言葉です。
一方日本語のアクセサリーという言葉の語源であるAccessoires。
フランス語アクセソワールの意味するところは日本語のアクセサリーより広く装飾品全般を指します。

元情報は宝飾関係のフランス語


宝飾店のアンティークブラシ&コーム


宝飾店のアンティークブラシ&コーム
【2008/07/28 10:44】 | アンティークインテリア | トラックバック(0) | コメント(0)
Forvil社(フォルヴィル)について

Forvil社はもともと1922年に、レオ・フィンク氏が「Forval社」としてスタートさせた会社です。
Forval社のデビュー商品は「La Perle Noire」。
かのルネラリックがデザインを手がけたことで、話題を呼びます。
その直後の1923年、Forval(フォルヴァル)社はPierre Mussot氏に売却され、その名を「Forvil(フォルヴィル)」と改めます。

ルネラリックはその生涯において黒いガラスの香水ボトルは、2社のためにしか作りませんでした。
その二つの会社とはドルセー社、そしてフォルヴィル社です。
フォルヴィル社が発売した香水瓶のリストを手に入れることができました。
永久保存版です。
1922 La Perle Noire :ルネラリック
1924 Relief
1925 Chypre(キプロス) :ルネラリック
1925 La Corail Rouge:ルネラリック
1926 5
1926 Les 5 Fleurs
1926 Eau de Cologne
1927 Le Parfum
1929 Les Anemones
1936 A Vous Ordres, reintroduced in 1958
1937 Trois Valses
1937 Les Yeux Doux
1941 Aymenee
1951 Equivoque
1954 Poeme
*もうひとつだけ「Gageure」と冠された香水があるのですが、いつ発売されたかこれだけ不明です。

元情報はForvil社(フォルヴィル)について

ルネラリック香水瓶Chypre


ルネラリック香水瓶Chypre
【2008/07/26 22:36】 | アンティーク香水瓶 | トラックバック(0) | コメント(0)
フランスの貴金属の刻印

世界で最も長いジュエリーの歴史をもつ国のひとつフランス
フランスの刻印制度はイギリスと並び、世界で最も早く、確固とした制度が作られました。
フランスの刻印はの刻印だけでも、フランス国内用に作られたゴールド製品の押されるもの、輸出用ゴールド製品に押されるもの、輸入製品に押されるもの等、いくつもあります。
すべてを網羅するのは大変ですが、現在市場で流通しているフランスアンティークゴールド製品は、もっともスタンダードなの刻印である「鷲の頭」が押されているものがほとんどです。
フランスの刻印は昔も今も国によって厳しく管理されているため、フランス貴金属に関しては刻印を正確に読み取れれば、まがい品を掴む可能性はまずありません。
分からない刻印を調べたいときは、分厚いフランスの専門書で調べるとほとんどすべてが明らかになります。
逆に貴金属の偽刻印は、恥ずかしながら日本の方が圧倒的に多いです。
これは日本の貴金属の刻印制度が英仏のような国による認可制ではなく、個々のメーカーに刻印を押すか否かまで一任してしまっているからです。

元情報はフランスの貴金属の刻印

アンティーク18Kゴールドピアス


アンティーク18Kゴールドピアス
【2008/07/24 21:47】 | アンティークジュエリー、アンティークアクセサリー | トラックバック(0) | コメント(0)
ベルエポックのAntique Jewellry

ベルエポック時代のフランスは、伝統固守と革新志向が混沌と共存していました。
若く革新的なアーティストたちがナンシーを中心に「皆のための芸術」という新芸術運動(アールヌーボー)を起こしていたのに対し、当時のパリの貴族やブルジョワ層は、18世紀末のマリーアントワネットなどの貴族スタイルに憧れを抱いていたのです。
相反するふたつの世相を反映して、この時代に作られたAntique Jewerlyは、フランスの古典的な美しさを持ったAntique Jewerlyと、アールヌーヴォーの精彩さを持つAntique jewerlyに分かれます。

元情報はベルエポックのAntique Jewelry

パールブローチ


パールブローチ
【2008/07/23 16:02】 | アンティークジュエリー、アンティークアクセサリー | トラックバック(0) | コメント(0)
Richard Hudnutとは


1880年に、アメリカ人Richard Hudnut氏によって設立されたアメリカ=フランスのブランド。
当時大西洋の両岸で活躍した会社で、NYの5番街と、パリのルー・ド・ペ(平和通り)の両方に本社を構えていました。
Richard Hudnutはアメリカ大陸に本格的なコスメを輸入した最初の人物と言われています。
パリで学び、フランススタイルの香水やコスメをアメリカに輸入します。
当時アメリカのメインの流通形態であったチェーンのドラッグ店へ卸すのを拒み、デパートでの販売を行うことでハイクラスの顧客の心を掴むことに成功。
通常の広告は一切行わわず、ディーラーたちに値引きを一切しないという契約書を交わさせて、ダンピングを防いだHudnutのやり方は当時のアメリカでは非常に斬新なものでした。
会社設立時には、アメリカとフランスの両方で登記を行いアメリカ・フランスの両国籍を持った会社にします。
一大財産を築いた1916年には、ビジネスを売り払ってフランスへ移住。
1928年に66歳で、南仏の著名なリゾート地、ジュアンレパンで亡くなります。

元情報はRichard Hudnutとは

Richard Hudnutコンパクトミラーケース


Richard Hudnutコンパクトミラーケース
【2008/07/20 09:59】 | アンティーク香水瓶 | トラックバック(0) | コメント(0)
ベルエポックのAntique Jewellery

ベルエポックが何年から何年を指すかという明確な定義はないですが、狭義的には1910-1914年の5年間。
広義的にいえば第三共和制となった1870年代から第一次世界大戦勃発までを指すことが多いようです。
この時代はちょうどアールヌーヴォーという新しい表現方法が生まれますが、アールヌーボーを除けば、ベルエポック時代に作られたAntique Jewerlyは、中世ルネサンススタイルとガーランドスタイルの貴族的な影響が残る、むしろ古典的なものでした。

元情報はベルエポックとルネサンス

花柄のミニブローチ


花柄のミニブローチ
【2008/07/19 14:01】 | アンティークジュエリー、アンティークアクセサリー | トラックバック(0) | コメント(0)
ダイヤモンドの4C

ダイヤモンドの4C」という言葉を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか?
4Cとは現在の宝石業界で使用されている、ダイヤモンドクオリティーを客観的に計る判断基準のことです。
(1)キャラット(Carat):重さの単位のことで、1カラットが0.2グラムに相当します。
(2)カラー(Color):ダイヤの色味のことで、一般に無色のダイヤモンドほど価値が高いとされてます。
(3)クラリティー(Clarity):透明度のこと。インクルージョン(内包物)やひび割れの程度を計ります。
(4)カット(Cut):ダイヤモンドのカッティングのことで、そのカッティングのプロモーションバランスや研磨状態を計ります。
以上、どれもCという英単語から始まるため、4Cと呼ばれています。
しかしこの4C、裸石の状態でないと測定できません。
よって最初からセッティングされた状態で存在するアンティークジュエリーの場合、4Cを計ることはできません。
特にカッティングは、たとえ破壊行為をしたとしても、ブリリアンカットに対するカッティング評価なので、昔のダイヤモンドには適用できません。
通常アンティークダイヤモンドの場合は、その宝石が間違いなく天然のダイヤモンドであるという鑑別を行うにとどまっています。
しかしながら昔のダイヤモンドはやはり今のようにさまざまな人口処理を施しておらず、天然ダイヤモンドの中でも良質のものが使われていることが多いです。
カッティングが未熟であったり経年による磨耗などで、ひび割れやキズなどのあるものもありますが、当時ダイヤモンドは本当にごく一部の人がもっている嗜好品に過ぎませんでした。
ダイヤモンド市場にも今日のオーストラリア産など低品質のものが流通していなかったため、小粒なものでも良質の天然ダイヤモンドならではの美しさを持つものが多いです。

元情報はダイヤモンドの4C

アンティークダイヤモンドリング


アンティークダイヤモンドリング
【2008/07/17 09:30】 | アンティークジュエリー、アンティークアクセサリー | トラックバック(0) | コメント(0)
どこでアンティークを買う?(2)国内ネットオークション編

驚くことにネットオークションでアンティークを探す方もけっこういらっしゃるようです。
もちろんありとあらゆるものが市場価格より安く売り出されるヤフーオークションや楽天オークション。
気に入ったものを安く手に入れられる機会は皆無ではないでしょう。
ただアンティークは単なる中古品ではなく、価値を見極めるのが極めて難しい商品。
やはりネットオークションはやめておいたほうが無難でしょう。
理由はいくつかあり、まずひとつは売っている方がプロの方ではないという点です。
一見同じように見えた商品が、表参道のアンティークショップの半額で売られていたらそりゃあ、嬉しいですよね。
でもそれは本当に同じものでしょうか?
同じパッケージの商品でもオリジナルで作られたものと再販版、例えばこのベークライトでも戦後アメリカで作られたのものか、戦前フランスで作られたものか、などによってアンティークの価値は随分変わってきます。
プロの方ではない方にそこまでの商品知識を求めるわけにはいきません。
あとは品物の状態の判断に共通のルールがないこと。
アンティークはどうしても新品のものではないので、どれぐらいの傷みをどう表現するか、やはりコレクターの方同士ですと(もちろん商品知識に深い方はたくさんいらっしゃのですが)写真不足等で意図せぬ誤解、失望を招くことが多いでしょう。
あとはネットオークションシステムそのものの問題ですが、それはこの次にさせていただきます。

元情報はどこでアンティークを買う?(2)国内ネットオークション編

ベークライトのアンティーク鏡


ベークライトのアンティーク鏡
【2008/07/13 09:43】 | アンティークインテリア | トラックバック(0) | コメント(0)
キュービックのジュエリー

キュービックとは、ダイヤモンドによく似た人造宝石のことです。
屈折率がダイヤモンドに近く、硬度もコランダムほどあるので、ダイヤモンドの模倣品としてよく用いられます。
もちろん市場価値は天然の宝石であるダイヤモンドにはまったく及びませんが、ぱっとみたところがダイヤモンドと変わらないので、アンティークリングでもかわいいデザインのものが存在します。
このリングは宝石鑑定所できちんと鑑別してもらっていますが、アンティークジュエリーの場合は、ダイヤモンドキュービックを素人でも比較的容易に見分けることができます。
10-30倍のルーペでカット面を見ると、ダイヤモンドは圧倒的な硬度のため、カット面が鋭利的ではっきりくっきりとしているのに対して、キュービックジルコニアは、多少硬度が低いために、経年による傷みでカット面が多少だれていることが多いのです。

元情報はキュービックとは

ホワイトゴールドリング

ホワイトゴールドリング
【2008/07/11 14:21】 | アンティークジュエリー、アンティークアクセサリー | トラックバック(0) | コメント(0)
アールヌーボーのガラスジュエリー

このネックレスの「緑ガラスと小粒のローズカットダイヤ」の組み合わせ。
ダイヤモンドを脇石に使い、ガラス石をメインに持ってくるなんて普通は逆、意外に思われた方も多いのではないでしょうか?
ですがこの「エメラルド色のガラス石と天然ダイヤ」の組み合わせは、19世紀末に隆盛したアールヌーボーのジュエリーではけっこうよく見られるパターンです。
これはなぜかというとひとつには、ルネラリックを始めとするアールヌーボー期の宝飾作家たちは、贅沢な素材にとらわれず「形状による表現」を重視し、そのためガラスを重用していたということ。
動植物をモチーフにした作品の多いヌーボー期のジュエリーは、必然的に緑色を挿し色にすることが多く、何かしら「緑色の石」が必要としていたこと。
しかし宝石の中でずば抜けて弱く、その鉱物的作りから小粒でしか存在しないエメラルドはカッティングの形状とデザインの制約が大きすぎて、メインの石としては不向きであったことが挙げられます。
今日の常識では、メインのガラス石をダイヤモンドという貴石で引き立てるなど狂気の沙汰ですよね。
アールヌーボー期のジュエリーは、その形状といい素材といい何もかもが大胆不敵で、それが永遠の人気の秘密なのかもしれません。

元情報は アールヌーボーのガラスジュエリー

ローズカットダイヤモンドネックレス

ローズカットダイヤモンドネックレス
【2008/07/09 14:59】 | アンティークジュエリー、アンティークアクセサリー | トラックバック(0) | コメント(0)
第二帝政スタイル

1848-1870年の第二帝政時代。
ルイナポレオンとその妻のウージェニーは、芸術や嗜好品をこよなく愛し、ルイ16世マリーアントワネットの再来と言われました。
この時代の典型的なスタイルはこの王冠のような金色と黒の組みあわせ。
ナポレオン3世時代は、それまでの時代のスタイルのよいところをリバイバルさせた時代ですが、それが混ざり合うことによってフランスの美術史上からは一風外れたナポレオン3世スタイルが生まれます。
色では金と黒、木材の使用、東洋の影響。
この3つがナポレオン3世時代のスタイルの特徴です。

元情報はナポレオン3世スタイル

アンティーク王冠

アンティーク王冠
【2008/07/07 10:16】 | アンティークジュエリー、アンティークアクセサリー | トラックバック(0) | コメント(0)
リゾートアクセサリー・ジュエリー

古くから身だしなみのプロトコールが存在していたヨーロッパでは、リゾート地でのジュエリーのつけ方にも暗黙の了解があります。
基本的に昼間、自然の中で黒は厳禁。
ヨーロッパやニューカレドニアなどのリゾート地では、昼はコットンや麻のパンツや平たい靴などラフな格好をしていた人たちも、夜になると皆カラフルなドレスワンピースに身を包んで食事に出かけるもの。
そんな夜のリゾートジュエリーは、ホンモノではないけれどデザインのよいものを1-2点だけ、身に着けるとよいそうです!
ガラスとかラインストーン、木などの自然素材でできたものなどが特にお薦め!
そんなに堅苦しく考えることはないと思いますが、せっかくのバカンス!
地元の青い海や自然の中で映えるアクセサリー・ジュエリーを身に着けるたほうが、気持ち良さそうです!

元情報はリゾートアクセサリー・ジュエリー

大ぶりラインストーンピアス

大ぶりラインストーンピアス
【2008/07/04 12:40】 | アンティークジュエリー、アンティークアクセサリー | トラックバック(0) | コメント(0)
どこでアンティークを買う?(1)路面店編

アンティークは価格が分かりにくいので、どこで買ったら間違いがないかと、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
一概に「老舗路面店なら安心」と思ってらっしゃる方が多いですが、必ずしもそうでもありません。
アンティークの業者はもちろん几帳面に正直にやっている人もいますが、同じ数だけざっくりした人もいるのです。
老舗アンティーク路面店でも、分野違いのお店。
例えば普段は絵画やランプなどを扱っている業者がアンティークジュエリーを扱っている場合などは要注意!
このような場合、ジュエリーは不用品の買取あるいは委託商品であることが多く、専門外なだけに店主もあまりよく分かっていません。
老舗なだけに「多分間違いないだろう」、程度であまりきちんと調べてないことも多いのです。
アンティークジュエリーに関していえば、路面店といえども地元密着型のリサイクル商品や委託商品をメインに取り扱っているようなお店も避けるべきです。
アンティークジュエリーの真偽性からデザインに対する評価、の状態など、アンティークの中でもかなり特殊な知識と手間を要する分野です。
路面店だから必ず安心というのは嘘です。
路面店で購入するなら多少割高感があってもそのアイテムに特化した専門店へ。
たとえお得感があったとしても、お店の前に「何でも高価買取します!」と書いているようなお店はやめましょう。

元情報はどこでアンティークを買う?(1)路面店編

アールヌーヴォーのルビーブローチ

アールヌーヴォーのルビーブローチ
【2008/07/02 21:52】 | アンティークジュエリー、アンティークアクセサリー | トラックバック(0) | コメント(0)
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