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アールヌーボーのガラスジュエリー

このネックレスの「緑ガラスと小粒のローズカットダイヤ」の組み合わせ。
ダイヤモンドを脇石に使い、ガラス石をメインに持ってくるなんて普通は逆、意外に思われた方も多いのではないでしょうか?
ですがこの「エメラルド色のガラス石と天然ダイヤ」の組み合わせは、19世紀末に隆盛したアールヌーボーのジュエリーではけっこうよく見られるパターンです。
これはなぜかというとひとつには、ルネラリックを始めとするアールヌーボー期の宝飾作家たちは、贅沢な素材にとらわれず「形状による表現」を重視し、そのためガラスを重用していたということ。
動植物をモチーフにした作品の多いヌーボー期のジュエリーは、必然的に緑色を挿し色にすることが多く、何かしら「緑色の石」が必要としていたこと。
しかし宝石の中でずば抜けて弱く、その鉱物的作りから小粒でしか存在しないエメラルドはカッティングの形状とデザインの制約が大きすぎて、メインの石としては不向きであったことが挙げられます。
今日の常識では、メインのガラス石をダイヤモンドという貴石で引き立てるなど狂気の沙汰ですよね。
アールヌーボー期のジュエリーは、その形状といい素材といい何もかもが大胆不敵で、それが永遠の人気の秘密なのかもしれません。

元情報は アールヌーボーのガラスジュエリー

ローズカットダイヤモンドネックレス

ローズカットダイヤモンドネックレス
【2008/07/09 14:59】 | アンティークジュエリー、アンティークアクセサリー | トラックバック(0) | コメント(0)
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